「小倉牛」をご存知でしょうか?
神戸牛 | 3,000頭 |
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神戸ワインビーフ | 700頭 |
加古川和牛 | 500頭 |
黒田庄和牛 | 500~700頭 |
くまもとあか牛 | 3,800頭 |
くまもと黒毛和牛 | 10,762頭 |
佐賀牛 | 5,000頭 |
おおいた豊後牛 | 2,160頭 |
宮崎牛 | 13,000頭 |
福岡牛 | 3,000頭 |
博多和牛 | 3,500頭 |
糸島牛 | 800頭 |
小倉牛とは?
1989年に誕生したブランド牛。
北九州市小倉南区と若松区を中心にわずか3〜4軒の農家が飼育している黒毛和牛で、約20ヵ月をかけて一頭一頭大切に育てられています。
もちろん、こちらで飼育された牛がすべて「小倉牛」になるわけではありません。
肉質等級A4以上、BMS5以上など厳しい基準をクリアしたものだけが「小倉牛」を名乗ることができます。
その数、年間たったの60頭ほど。まさに「幻の極上和牛」といえます。
小倉牛の特徴は美しい艶をもつ霜降りで、甘く軽やかな脂身のおいしさが際だっています。
牛肉によくある食べた後の“重さ”が感じられないのも小倉牛ならでは。
どんな料理でもおいしく味わえますが、肉本来の味わいをストレートに楽しむならシンプルに焼いて味わうのがおすすめです。
上質な「九州産黒毛和牛」をさまざまに
当店では、小倉牛とともに、九州産の黒毛和牛を取り扱っています。全国に150ほどあるといわれるブランド牛のなかでも全国トップクラスと称される「佐賀牛」や、「和牛のオリンピック」と呼ばれる「全国和牛能力共進会」において受賞経験を多くもつ「宮崎牛」など、九州産の黒毛和牛は全国的にみても高い品質を誇っています。そんな中から吟味に吟味を重ねて選んだ黒毛和牛のみを使用していますので、おいしさは格別。口の中でとろける柔らかさ、肉本来の濃厚な味わいをお楽しみいただけます。
また、赤身から美しいサシが入ったカルビ、ホルモンまで、さまざまな部位をご用意。つらみ(頬肉)やタンカルビ(タンの付け根部分の下側)、まるしん(内モモの下部分)など、一頭からわずかしか取れない希少部位も揃えています(数量限定)。
塊肉を仕入れ、お店で手切りしたうえで提供するのもこだわりです。部位ごとに切り方や厚みを変えることで、そのおいしさを最大限に引き出しています。
割り下に肉をくぐらせて生卵をからめて味わう「焼きしゃぶ」、大きな黒毛和牛の肉がシャリを覆いつくす「肉寿司」など、和牛を知りつくす当店ならではの創作メニューもございます。
欠かせない遠赤外線七輪ガスロースター
おいしい焼肉を楽しむために重要なのが、肉質とともに、何(なに)で焼くのか。炭火焼が一番!と思っていらっしゃる方も多いと思います。
確かに炭は遠赤外線を放出するため、外はカリッと香ばしく、中はふんわりジューシーに焼くことができます。
しかし、問題もあります。そう、火の加減が難しく、焼きムラができたり、焦がしてしまったり…。せっかくのお肉を台無しにしてしまうことも少なくありません。
では、ガスはどうでしょう?手軽ではありますが、炭よりも仕上がりのおいしさに欠けてしまいます。これは、ガスは燃焼時に水蒸気を発生しており、肉に付着することで風味や食感を損ねているのだそう。
そこで、当店が使用しているのが、炭とガス、それぞれのメリットをうまく活用した「遠赤外線七輪ガスロースター」です。
炭火のように遠赤外線で肉の旨みを逃すことなく焼き上げ、ガスのように温度調整ができるため失敗がありません。肉の脂が炭につくことで生まれる煙を発しないため、服や髪の毛にあの独特のニオイが付きづらいのもポイントです。
お店に入っていただくと、焼肉屋さん特有のニオイがないことに気づいていただけると思います。
それも「遠赤外線七輪ガスロースター」のおかげ。「ニオイがつかないから安心」と、女性のお客様から好評をいただいています。
米、野菜、卵まで顔のみえる安心食材
当店は地産地消の店です。使用しているお米は、北九州の平尾台の麓で丹精こめた米づくりを行う増田哲さんの「夢つくし」。
手間がかかるため、今ではなかなか見ることがなくなったレンゲを栽培するなど、秋から春にかけてしっかり土づくりを行う増田さんのお米は甘味、艶が違います。
当店では、玄米を冷蔵貯蔵することでいつでも新米のようなおいしさをキープしています。
また、「焼きしゃぶ」や「あぶりレアトロース」、「たまごかけご飯」に使用している卵は、福岡県の鞍手町で60年、親子2代で養鶏業を営む野上生産農場さんの「味宝卵」。
独自に配合した栄養たっぷりの飼料、鶏がストレスを感じにくいより自然に近い環境など、こだわりから生まれる卵はとにかく濃厚な味わいです。
プロが惚れる卵として県外からわざわざ買いにくる常連さんも多いそう。
上で紹介した米や卵はほんの一部。当店では、“顔のみえる”安心食材を使用しています。
ワサビでさっぱり味わうのが「若勝」流
当店の焼肉はワサビをつけて味わっていただきます。「ツーンと刺激的なのでは?」「ワサビの風味が勝ってしまうのでは?」そんな心配は不要です。
魚などの生ものと食べると生臭さを消して食材の味を引き立て、さらには食欲をアップさせてくれることで知られるワサビですが、実はお肉とも相性抜群。
ワサビの風味が肉の脂を中和してくれるため、さっぱりと味わうことができるのです。当店の焼肉が「胃がもたれない」「何枚でも食べられる」と評判な理由のひとつが、消化促進作用をもつワサビにあるのです。薬味としてたっぷりつけてお召し上がりください。
気になるワサビの辛みも飛ぶため、ツーンとくることもありません。
スタッフ全員、ドラフトマスター
お客様に評判の生ビールにも秘密があります。実はスタッフ全員、キリンビールが認定する「ドラフトマスター」の資格を取得しています。
おいしい生ビールを提供するためには、注ぎ方のテクニックはもちろん、グラスやディスペンサーの洗浄、適正なガス圧、適正な樽の管理が必要になります。
当店の生ビールを飲むと、グラスの内側に「エンジェルリング」とよばれる、泡の輪ができているはずです。これこそがおいしい生ビールの証。
その違いをご体感ください。
個室完備で、トクベツな日にも
鍛冶町の少し奥まった場所にたつビルの2階に位置する隠れ家店です。
ライトダウンされた落ち着いた雰囲気の店内には掘りごたつのテーブル席が並び、テーブル間には間仕切りがありますので、周りを気にすることなくプライベートな時間が楽しめます。
「大事なお客様に小倉牛を食べさせたくて」「お祝いで」と、ハレの日に利用いただくお客様も多くいらっしゃいます。最大6名様で利用いただける完全個室もございます(チャージ無料)。人気席ですので空き状況はお電話でお問合せください。
- 個室(6名様×1)…1室限定。1番の人気席となっております。※空き状況はお電話でお問い合わせください
- 掘りごたつ(9名様×1)…半個室になっているので落ち着いた雰囲気でゆっくりとお食事が楽しめます。4名様席、5名様用席に区切ることもできます。
- 掘りごたつ(6名様×3)…ゆったり寛げる小上がりの掘りごたつ半個室。人数に合わせてレイアウト変更可能です。
- 掘りごたつ(5名様×3)…掘りごたつの暖簾で仕切られたお席はゆったり寛げます。
- 貸切(50名様×1)…30名様以上、最大50名様でお店を貸し切ってご宴会いただくこともできます。
JR小倉駅から歩いて6分の好アクセス
JR小倉駅南口から徒歩6分、モノレール平和通り駅から徒歩1分、森鴎外の旧宅がある東西の通り「鴎外通り」沿いにあります。
「鴎外通り」といえば、別名「焼肉ストリート」。200mほどの通りに7軒の焼肉店がひしめく激戦区です。
当店は、平和通りから鴎外通りに入って50mほど歩いた先の「かじまちビル」にあります。
ビルの入口が少し奥まっているのでわかりにくいかもしれません。
鴎外通り沿いに「若勝」の看板を出していますので、そちらを目印にしてください。
福岡県北九州市で生産される黒毛和牛のことで、地元でもあまり出回らない幻のブランド牛です。
それもそのはず。一年間に出荷されるのはわずか約60頭。国産牛全体の年間出荷数が105万1,700頭(※1)というから、出合える確立はなんと1万7,500分の1です。また、各ブランドの年間出荷数(※2)をみてみると、くまもとあか牛で3,800頭、希少牛といわれる神戸牛で年間3,000頭。福岡の極一部の店でしか出合うことのない糸島牛でさえ800頭です。年間わずか60頭の小倉牛が味わえるのは、もはや奇跡といえるかもしれません。出荷数が少ない小倉牛は、JA北九が認定する北九州市内の一部の店舗でしか取り扱うことができません。
2019年現在で認定店は精肉店を含め18店舗、飲食店に限っていえば6店舗のみです。
認定店には「小倉牛指定店に認定する」と書かれた盾が配布されます。
当店、「若勝」は、小倉牛を取り扱う認定店のひとつで、小倉牛のおいしさをストレートに楽しんでいただける焼肉店です。ロースやカルビなどさまざまな部位を取り揃えているのも自慢です。
本物の和牛、「小倉牛」がもつ、唯一無二のおいしさをご堪能ください。
※1)JA全農ミートフーズ発表の平成30年国内生産量(成牛計)
※2)各ブランド牛との年間出荷数の比較 (右図)